ステンド硝子アートについて
ステンドグラスとステンド硝子アートの違いってなに?
「ステインドグラス」は色を付けたガラスという意味で、現在「ステンドグラス」というと、たくさんの種類の色ガラスを鉛でつなぎ合わせた物を指します。
ヨーロッパ(ドイツ説、フランス説あり)で紀元前から始まり、字の読めない人々に「神の教えの物語」を伝えるために普及しました。
日本ではまだ日が浅く、ドイツで修業した宇野澤辰雄氏(1867~1911)が技術を持ち帰ったのは、明治23年のことです。
自分で絵を描き、デザインし、ガラスを選んで作品を制作した東京芸大日本画科卒の小川三知氏(1867~1928)が、日本初のステンドグラス作家と言われています。
「ステンド硝子アート」は「ニューステンドグラス」とも呼ばれ、「グラスアート」「アートリュミエール」などと同様に簡単にできる新しい技法のステンドグラスです。
日本での歴史はまだ新しく、ステンド硝子アート協会では2001年から教室を開始、2005年からオリジナル商品の企画と開発をはじめ、2006年に法人化しました。
ガラスをカットしたりハンダ付けをしたりする専用の作業場や道具の必要はなく、ご自宅で手軽に既存のガラス・鏡・陶器・木・金属などに施すことができます。
小物から家具まで幅広い作品に応用できます。
また、ステンド硝子アートが開発したオリジナルフィルムやスキッペ(R)、プロデザイナーによるオリジナルデザイン型紙をご利用いただくことによって、驚くほど簡単で美しい作品に仕上がります。
火、水、電気が不要なので、
小さなお子様からご年配の方まで気軽にお楽しみいただくことができ、「物を作る喜び」を味わっていただけます。
指先を使うので、「脳の活性化」にもなり、カラフルな色彩に「精神安定効果」もあります。
「ステンドグラス」と「ステンド硝子アート」の共通した魅力は、光を通した色の透明感と鮮やかさであり、同じ作品でも光の有無や時間や環境によって、違った表情を見せてくれることです。
「ステンドグラス」も「ステンド硝子アート」 も「作る喜び」「それらに囲まれた彩ある生活」とともに、あなたの心に輝きとやすらぎを与えてくれることでしょう。